マッサージと称して女生徒を“モミモミ” 道教委、セクハラ教師を停職4カ月
BNN – 2009年1月15日(木) 14時35分
文:糸田
廊下で背後から抱きつき腹部に手を回すなどの行為も。
道教委は14日、マッサージと称して女子生徒の身体を触るなどした石狩管内の男性高校教諭(55)をセクシャルハラスメントで停職4カ月にするなど、教職員4人を懲戒処分にした。
男性教諭は2007年4月〜08年7月までの間、自身が顧問を務める文科系クラブに所属する女子生徒に対して、指圧マッサージと称して背中や脇腹を触ったり、廊下ですれ違った際、ふざけて背後から抱きつき両手を腹部に回したりした。また、別の女子生徒に対しても、会話中に腕や肩に手を置くなどした。男性教諭のセクハラは女子生徒が別の教諭に相談して発覚した。セクハラによる懲戒処分は今年度3件目。
そのほか、昨年8月に自動車で衝突事故を起こした留萌管内の男性高校事務職員(23)と、スピード違反をした渡島管内の男性高校教諭(37)、昨年11月に部活動についての指導に対して、不服そうな態度をとった男子生徒のふとももを蹴り、頬に平手打ちした札幌市内の男性高校教諭(51)をそれぞれ減給10%(1カ月)とした。
セクハラ以外でも今年度は、「窃盗」、「生徒との性的関係」、「生徒の親と不倫」、「校舎内で同僚と性行為」、「盗撮」、「性器露出」、「浣腸後に路外で脱糞」など教職員の“アブナイ”不祥事が相次いでいる。